|数秘術|数秘術が生まれた場所は、私の故郷♡

悠城レニです☆


今日は風が爽やか。

まだ半袖で十分ですが、

秋はすぐそこ、という感じもします^^

新刊のデザインについて、編集者さんが、

「本文のアール・ヌーヴォー的なテイストを反映させて・・・」

といって、とても素敵なテイストに仕上げてくださいました。


アールヌーヴォー的。

19C末のルネッサンス的精神運動の時代。

私の憧れの時代。

20歳頃から影響を受けてきたルドルフ・シュタイナーの時代。

現代数秘術が再構築され広まった時代。

東洋的神秘主義(魂の成長・輪廻転生)が浸透していく時代。


誕生数計算の紹介記事も、

サラ・ベルナール(女優)、

アルフォンス・ミュシャ(画家)

とアール・ヌーヴォーゆかりの人。

フランソワーズ・サガンも、この系譜の人ですね。


新刊にはミヒャエル・エンデの本からの引用もいくつか入れています。

エンデはシュタイナーから大きな影響を受けていて、

私がエンデのファンになるのも自然なこと。

こんな、私のテイストを見抜いてくださった編集者さんに感謝です♡


この時代のことに思いを巡らすだけで、ほっとするんですよね。

故郷に還った感じがして。

あなたにも、そんな場所は、ありますか?


数秘術はそんなアール・ヌーヴォーの時代に、

その時代の空気をたっぷりと吸いながら、

ほぼ今の形に再構築されたものです。


私が30歳前後で数秘術と出合ったときに、

シュタイナーの人智学そのものだと思ったのは、

偶然でもなんでもなかった。

その後の学びで、数秘術は人智学の前身のような

神智学派の人々の間で最初に広まったと知ってから、

私は、いつなんどきでも、この時代の空気に還っているのだとわかりました。


苦境の度に、シュタイナーと出合い、数秘術と出合い、救われている。

この時代に、私の原点があります。

19C末の、この精神運動は、

同時期に勃興した資本主義世界へのカウンターカルチャー。


私がバブル時代に、世の中に傷ついて、

シュタイナーに逃げ込んだのは、必然だなーと思います。


バブルを懐かしむ方には「ごめんなさい」ですが、

親は金カネになるし、経済や金融の進路へ行けといわれるし。

(実際に経済学部に行ったし)

興味のない私には散々の時代だったんです。


故郷のような場所。

一人ひとりがみんな、もっていると思います。

あなたの故郷は、どんな場所ですか?

🌜本と数秘のある暮らし✨

自然に生まれてくる<自分の物語>が教えてくれたこと 数秘術家 悠城レニ(Yuuki Leni)