上下関係の時代は2022年でピークアウトへ
自分らしく生きられない。
その元凶は親子の上下(主従)関係にあります。
親が「上」で、子どもは「下」の存在です。
「こども庁」が「こども家庭庁」へ。
昨年末のニュースですが、今頃読んで、これも「親子の上下関係」から脱するか否かのせめぎ合いの一つだと思いました。
子供政策を取り組む新しい組織の名称は「こども庁」の予定だったのですが、その後なぜか「家庭」という二文字がくっつけられてしまったとか。
それで、いろいろな意見が飛び交っているようです。
・こども庁(こどもまん中→一人の人間としてサポート)
・こども家庭庁(家庭の中のこども→上下関係の下らしくなれるようサポート)
さすが国は個人の集合体。
ちょっとした名称変更でピンときてざわついているあたり、
個々人の「自立の気分」が社会全体に浸透してきているのを感じます。
数秘で2022年は宇宙年6ですし、ある意味、節目の年ですね☆
日本は長く親子は上下関係でした。
子どもは下の存在としてないがしろにされてきています。
「下」は「上」を生かすために生きることを求められます。
なので、「下」が「上」のいうことを聞かなければ罰を与えても正当です。
暴言、暴力、すべて許されます。
それで機能していた時代が長らくあったのです。
でも、今は、もう時代も環境も変わり、続けることは難しくなっています。
上下関係の親は、それが正当と信じて子育てをしてきています。
親自身もそうやって育てられましたし。
それなのに、今は毒親と呼ばれて孤立している。
みんなが、「上下関係」って変だよね、と気づき始めたのです!
本当は、上の地位にいる人だって苦しいんですよ。
下の人を管理してコントロールしないと自分の地位が危うい。
そのような意味では、上も下も、他人に支配されてるわけです。
上の親は、年をとっても下になるのをおそれて、
子どもに普通にお願いをすることすらできません。
怒鳴ったり、威張り散らしたり、お金を配ったり。
下の気分を味わいたくない。
それだけの理由で変なコミュニケーションをとって周囲に嫌われていきます。
2022年は、もうこの上下関係の連鎖、止めたいよね。
そんな人が増えていくと感じています。
・自分軸は人間関係が対等でないと機能しません。
・他人軸は人間関係が上下関係でないと機能しません。
(ちなみに数秘術は自分軸でないと機能しません)
子どもの虐待も不登校の問題も、根本は上下関係にあります。
親が上下関係だったり、そうでない親元に生まれたのに学校の先生が上下関係だったり。
子どもを一人の人間として尊重する。
今後はそれが当たり前になっていくでしょう。
上下関係じゃないと家族が解体すると心配する人がいます。
が、そんなことないです(笑)
対等だから、親子で真実の会話ができます。
親子の絆は深まります。
(※対等とは、豊かな感情のある一人の人間同士という意味です)
上下関係だと、上らしい会話、下らしい会話しかなく、本心は無視されます。
上の会話に入ろうものなら下は叱られます。
上が間違っても、下に対して謝ることはありません。
下は下の存在ですから。
本当の信頼関係は築けません。
上下関係の人生は、他人軸(下)→他人軸(上)になるだけ。
上下関係の時代は2022年でピークアウトへ。
そうなってほしいと心から願っています。
0コメント