本棚の創造~心の真実との対話~
世の中には、好きでなくても読んでなくても、建前上これは立派だとしておかなければ具合が悪いような名作(実は単に有名な作品のこと)や大作(実は単に長大な作品のこと)が沢山あります。
しかし好きではないということは、本音をいえば、大した作品ではないと、腹の中で一蹴していることを意味します。倉橋由美子著「偏愛文学館」より
写真※アルゼンチンの書店「エル・アテネオ」。古い劇場を再利用してつくられた。
大好きな倉橋由美子さんのこの文章を読んで本棚を眺めると、ずいぶんと読んでない本があることに気づきます。
有名だから、誰それが褒めていたから、賞を取ったから、と様々な理由づけで買ったはいいが、積ん読状態になってる本のいかに多いことか。
その中には最初の一行で受けつけずそのままになっている本もあります。
世界的な賞を取った本なのに全く面白くないとは、それを認めると自分の感性が鈍いようで恥ずかしい気分になってきます。
あーその本?私も読んだよ!いいよねー♬といってた方がよほど安全。
しかし倉橋先生は違います。
「本当に私の好みに合う本はわずかしかありません」と断言。
「合わぬものは、自分にとっては凡作駄作です」とまで言い切るのです。
普通は、この良さがわかならいなんて恥ずかしいと思ってしまうのに(笑)
ただ、本には縁のあるなしはあるんじゃないかと。
「私が本を選び、本も私を選んでくれる」
私にとって本との関係は、ちょっぴり神秘が織り交ざったそんな関係です。
もう読まないとわかった本はいつまで経っても読まないです。
いつか読む、なんて永遠にありえません。
本棚には、過去の自分、現在の自分、そして未来の自分もいます。
偽りの自分もね。
✧
本棚との対話の時間は心の真実と向き合う時間。
今の私はこれだ!
と明確になるような本棚の創造ができたらと思っています❤
個人年6の私の3月は、ちょうど9の波動の月。
(9は積み上げたものを壊しスペースを生む数)
3月中やろうと思った本棚の創造ですが、もう後半なのですね(^^;)
あっという間に新年度の4月を迎えちゃいそうです。
あなたは今月をどのように過ごしましたか?
今月のパワーを取り入れてみましたか?
新年度に備えて今一度流れを確認してみてね☆
Question あなたの本棚は、あなたの心の真実のままになっていますか?
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