|b読書会|モモ①第1部
ブログ読書会の第1回は、モモ第1部です。
📕1.ゆっくりと味わって精読♡
あなたのお宝文章と出会えたでしょうか^^
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(黒姫童話館(長野県HPより):エンデ関連のコレクションが集められています)
私も久しぶりのモモ再読だったのですが、以前は全く気にならなかった文章が「お宝文章」になっていて、変化してるんだ!と自分を再発見できました。
反対に、読むたびに気になる文章もあり、私に必要であり続けているんだなと再確認。
お宝文章、第1部だけでもいっぱいありましたよ!
その中から5つをシェアしますね^^
※📕2.お宝文章&📕3.感じたこと、この2つを書きます♡
|永遠の命|
\\⭐// P.16-17「いったいいくつだね?」「百。」
そうか、そうか。でもおまえはまだ子どもだーいったいいくつだね?
「百。」
みんなはどっと笑いました。冗談だと思ったのです。
まじめにきいているんだよ、年はいくつ?
「百二。」モモは、もっとあやふやな調子になりました。(途中省略)
ここまで読むとすぐに、何年も前の中学生の女の子とのセッションを思い出しました。
お母さんは学校になじめないことを心配して連れてきたのですが、女の子は開口一番、こんなことをいったのです。
「お母さんはレニさんのいってることを全然わかってないと思う」
そして、女の子と、とてつもなく深い話をしました。
十数年しか生きてないのに、なぜ、そんなことを知ってるの?
そう思いながら、中学生に扮装した「歳古る魂」と語り合いました。
モモは歳を聞かれて永遠と答えたかったのでは?
彼女を思い出した瞬間に、そんな答えがやってきました。
|全世界が秘密をうちあける聞き方|
\\⭐// P.22-30「小さなモモにできたこと、それは相手の話を聞くことでした」
モモは犬や猫にも、コオロギやヒキガエルにも、いやそればかりか雨や、木々にざわめく風にまで耳を傾けました。するとどんなものでも、それぞれのことばでモモに話しかけてくるのです。
モモの聴き方は読むたびに自分の戒めとなっています(笑)
長年、モモの聴き方を習得したいと願いながら、ついつい普通の聴き方になってしまいます。
普通の聴き方とは、心の中で賛成・反対と裁きながら聞く聴き方です。
モモは決して裁きません。ただ、聴く。自分の内なるものを完全に沈黙させて。
相手の本質と溶け合うようにして、ただ聴くのです。
だからモモは、動物や植物にも、夜空に輝く星々にも、秘めたる叡智をうちあけてもらえます。
こんな神秘的な力が備わったらと思うとワクワクしますね^^
|少しずつ着実に変化していく|
\\⭐//P.48-49「いちどに道路ぜんぶのことを考えてはいかん」
いちどに道路全部のことを考えてはいかん、わかるかな?
つぎの一歩のことだけ、つぎの一息のことだけ、つぎのひとはきのことだけを考えるんだ。するとたのしくなってくる。これがだいじなんだな。
ひょっと気がついたときには、一歩一歩進んできた道路が全部終わっとる。
どうやってやりとげたかは、じぶんでもわからん。(途中省略)
ブログを書いて2年目のとき、とある出版セミナーに行きました。
こんなにブログを書いてるのだから本を出せるのでは?と思って。
受講費〇十万のセミナーは受講生が10人。7人が出版を決めて、私は決まらなかった3人の方に入りました。
失意の私に先生はいいました。
「オファーを待っている人にオファーは来ない。オファーが来たように書き出してしまうと何かが動く」と。
私の敗因は、「オファーが来たら書こう」と思っていたことでした。
道路ぜんぶの掃除が終わったところをスタート地点で夢見ていただけでした。ただの一歩も進まずに。
ここを読むたびに、この苦い思い出がよみがえり、ベッポ爺さんに「また同じことをやっていないかい?」と問いかけられている気分にさせられます。
|永遠の巡り合い|
\\⭐// P.49-50 「だがわしには、わしらだとわかった」
きょうわしはな、むかしの市の外壁のところの道路を掃除をしたんだよ。あそこの壁には、ほかの色とちがう石が五つはめこんである。わしにはその石がわかった、その石が。
そういう別の時代があったんだ。ーあそこでおおぜいが働いていたーだがな、その中にふたりの人間がいた、そのふたりがあそこにはめこんだんだ。そのふたりは、今とはちがうすがただった。だがわしには、わしらだとわかった。おまえとわしだ。(途中省略)
人との出会いはすべてこれだなあ、と密かに信じています。
これだけの人がいる地球で知り合うって何て運命的なことでしょう♡
みんなどこかで、別の時代に会っていたのかも、なんて思うと愉しくなってきます。
消え去った時代に、いつかまた会えるよって約束した相手かもしれない^^
今目の前にいるあなたとも、そう思って時間を過ごしています(笑)
|求めない|
\\⭐// P.62 「空想力の水門がひとりでに開き・・・」
モモが聞き手の中にいるだけで、まるで彼の中の空想力の水門がひとりでに開き、新しい思いつきがつぎからつぎとほとばしりでてくるようでした。
モモは、まったく求めません。
いつも自分をからっぽにしています。今でいうマインドフルネス^^
そんなモモの空間にいれば、空想力の水門はひとりでに開くようです。
水門を閉めてしまうのは「何かを求めてしまう自分」かも。
求めると、我の重みで自由に動けなくなってきます。
求めなければ、ほんと自由!ひとりでに何かが起こってきます。
「ひとりでに」起こったことは大きく発展する。そんな実感があります。
あなたにとっての「お宝文章」はどんな文章ですか?
その文章は、今のあなたに必要なことを教えてくれています。
全世界がその文章を通じて、《秘密》をうちあけてくれています。
だから、大事にしてくださいね!
お時間のある方は「あなたのお宝文章」をぜひ教えてください♬
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よろしくお願いいたします☆
|次回は第2部6章~9章:10/16(水)に記事をアップ予定|
いよいよ灰色の男たちが本格始動。
📕1.ゆっくり&ていねい、味わって精読してみてね♡
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