停滞期は自分の中の「否定」に気づくとき

ノムさんこと野村監督が亡くなりました。

このニュースを聞いてふと頭に浮かんだ光景があります。

それはとあるインタビュー。

結婚前の沙知代夫人は野村監督に虚言を重ねていたらしく、記者が「あなたはこんなにひどいウソをつかれてますよ」という否定調でインタビューをしていたんです。

普通ならそこでちょっと引いてしまう感じの光景。

でも野村監督の反応は、全然違うものでした。


「ウソをついてでも結婚したいくらい俺にほれてたんじゃないの❤️」

うれしそうにニッコリしながらそう答えたのです!


「自己否定」がまったくない😲


この失礼な記者にさえ否定されたとは思ってなくて、

「この記者も俺を愛してるからこんなこといっている」

そんな風で、なんだかうれしそうな受け答え。

私だったらパシャっとシャッター下ろしそうな状況です(笑)。


もしもですよ。

パートナーが結婚前に自分をよく見せようと虚言を重ねていたと知ったら。

「私にウソをついたのね。裏切ったのね」となりそう。

そんなことを告げ口する知人がいたら、

「わざわざいってこなくても。私を傷つけたいのね」となりそう。


パートナーとも告げ口した知人とも関係が壊れるかも。

みんなにバカにされたと自己否定して自分との関係も壊れるかも。



ここなんだよね。

「しようがないなあ~。みんな私を愛してるからこんなこといって💕」

と思えるか(笑)

自分の中の「自己否定」にちょっと気づかせていただきました。


自己否定は相手なんて関係ない。

否定するのも肯定するのも全部自分なんだもの。

どんな色の眼鏡で世界を見るのか。

赤なのか、青なのか。


赤だの青だの二元でものを見たくないなら一元で見てみるのがいい。

一元で見るとは眼鏡そのものを外すこと。

判断なしの、無心の状態だけで、事実だけを見つめる。

すると、その事実と溶け合える。


そうすれば本質が見えてくる。

愛という事実しかないことに。

赤でも青でも、その本質は愛だと気づく。


その人と「つながろう」とする行為は、一元ではすべて愛。


今日一日を何があっても自己否定なしで過ごしてみよう。

そうすれば明日も、あさっても、と一日ずつ伸ばしていけるから。

停滞期は本質へのエネルギーが高まるとき。

自分の中の「否定」に気づけるとき。

気づいたら一つ一つ愛の方向へ導けばいい^^


野村監督のご冥福をお祈りします。

身体から湧き出た名言をいっぱい残されています。

ありがとうございます。



🌜本と数秘のある暮らし✨

自然に生まれてくる<自分の物語>が教えてくれたこと 数秘術家 悠城レニ(Yuuki Leni)