好きなことは自分自身

子どもの頃にどれだけ好きなことをやれたか。それが本当に大事なことだったのだな、と気づく。早朝にコーヒーを飲もうとしていたときに。夕べ読んだ宮部みゆきさんの「チヨ子」が私の来歴の一部になった証だろうか。

チヨ子はスーパーでウサギの着ぐるみを着るアルバイトをする。着ぐるみを着て中から外の光景を覗くと驚くことに、見える人々がみんな本人とは違う姿になっているのだ。リカちゃん人形やガンダム、ウルトラマン、メンコになっている人も。チヨ子は鏡に自分の姿を映してみる。するとそこには、子どもの頃に大好きだった白いウサギのぬいぐるみがいた。チヨ子は気づく。今みえているみんなの姿は、その人が大事にしていたものなのだと。


何かを大切にした想い出。
何かを好きになった想い出。
人は、それに守られて生きるのだ。宮部みゆき著「チヨ子」より


チヨ子は着ぐるみの中からの光景で、一人だけそのままの姿の子を見かける。その後、その子はある事件を起こす。


好きなものは自分自身だ。好きなものの想い出は自分の物語そのものだ。それがなければ自分がないのと同じ。自分らしくない物語、悪い物語に、悲しいくらい簡単にからめとられてしまうのだろう。


目覚めの時間、家から駅まで歩いてる時間、お風呂の時間、コーヒーの準備をしている時間に、宇宙に遊ばれているようにメッセージがよく届く。無心の時間は新しく取り入れた豊かさが私の来歴と出会って溶け合い変容し、私の一部となったことを伝えてくれる時間なのかもしれない。





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